第113章 彼女を助けて!

言い終えると、彼は低く笑い、視線を相手の腰元へ落とした。

「お前さ、ついに肉食に戻る気か?」

こいつが“夢の彼女”だのを贈ってきたのを思い出し、からかうように訊く。

「夢の女で遊びすぎて、もう何も感じなくなったんじゃねえの」

高橋裕也はその言葉に、氷みたいな目で一瞥した。

「俺は使ってねえ」

あの日、安藤美咲に見られたせいで、顔から火が出るほど恥をかいた。全部、十四郎のせいだ。

十四郎はグラスを持ち上げ、裕也と軽く合わせて一口飲む。

「裕也、俺はお前の体を心配してんだよ。撃たねえ銃はな、調子が狂う。今夜試してみろ。もし立ちが悪いとか、持ちが悪いとかあったら俺に来い。薬、出して...

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