第101章ザ・ダンス

サルギス視点

またしても、俺の心は俺を裏切った。

胸は彼女へと乱暴に跳ね、獰猛で、悔いることもない。まるで俺たちの間に距離など一度もなかったかのように。まるで俺が、闇を見つめ続ける数え切れない夜を過ごし、骨髄に染みついた彼女の記憶をえぐり取ろうとしていなかったかのように。

俺は喉を鳴らして唾を飲み込み、取り返しのつかないことをしてしまう前に視線を逸らした。たとえば、この王国じゅうに、俺がどれほど彼女を欲しているかを見せつけてしまうようなことを。

伝令官が静寂のただ中へ一歩踏み出した。磨き上げられた長靴が大理石を打ち、空洞めいた決定の音を響かせる。彼は演壇の中央で立ち止まった。

「クラーグニ...

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