第125章ライバル

扉が背後で囁くように、かすかな音を立てて閉じた。私の部屋の孤独が、そこで断ち切られる。

ミエレルと私は廊下へ出た。足元のふかふかとした絨毯敷きのランナーがあらゆる物音を飲み込み、足取りはすっかり鈍くなる。並ぶ大聖堂のように背の高い窓から朝の光が斜めに差し込み、タイル張りの床と金箔の施された羽目板の上に黄金の筋を落としていた。光の柱の中で埃の粒が踊り、琥珀に閉じ込められた星のように宙で静止して見える。

ミエレルが先に進んだ。

私は半歩遅れてついていく。柔らかなドレスのひだを、落ち着かない指で撫でた。

柑橘の香りを含んだ磨きたての木の匂いが、ほのかに空気に巻きつく。その奥に、庭薔薇のささや...

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