第150章:シスターフッド

背もたれに背を預け、膝の上で腕を組んだまま座っていた。警戒はまだ解けない。こんなことになるなんて思いもしなかった。戯れの言葉の応酬も、互いの呼吸にするりと合わせていくあの自然さも。まして、胸の奥の低いところで、奇妙な感覚がふくらみ始めていることなど。

自分が、クラグニールでも屈指の強大で狡猾な超常の女たちに囲まれているのだという事実を、見落としようがなかった。全員がこの部屋に集まり、笑い、食べ、話を分け合っている。

これがいつまで続くのかはわからない。けれど私は動かず、ただ見て、聞いた。

マエリスが指先から、細く光る煙の蔓を呼び出した。空中でくねり、己の虚栄に酔った蛇のように身をよじりな...

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