第152章「エリミネーション」

ナリン

いつ、どうやって時間が指の隙間からこぼれ落ちたのか、はっきりとはわからない。さっきまで、壊れやすいガラス玉みたいな時間を一粒ずつ数えていたはずなのに、次の瞬間まばたきをしたら、もう二週目が始まっていた。

そして、最初に追い出されたのが誰かなんて、たぶんあなたにも見当がつくだろう。

そう。もちろん、そのとおり。

セリス。

六日目の朝、夜明けが空に触れるより前に、サルギスは彼女に荷造りをさせていた。あっけないほど、ただそれだけで。私はその場を見たわけじゃない。けれど彼は、彼女が何をやらかそうとしたのかを、静かな怒りを声の底に沈めたまま私に話した。その怒りのせいで、彼の周りの空気が...

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