第163話ガールズ

ナリネ

笑い転げていた。脳みそが飛び出るんじゃないかってくらい、いや本当に。肺から息をさらっていき、肋が痛んで、頬が熱く染まって、魂が……少し軽くなるような笑いだ。腹は痛いし、涙で目はひりつくし、笑いすぎて頬が裂けそうだった。ハスミクは何ひとつ変わっていない。相変わらず遠慮がなくて、最高に可笑しくて、部屋を自分の――そう、あの子の舞台みたいに支配していた。間の取り方も表情も、どんなに簡単な一言ですら絶妙に料理してみせるその話し方も、私たち全員を腹を抱えさせた。あの子の軽口に追いつくのが精一杯で、それは私だけじゃなく誰もがそうだった。

エレンウィンは一度、ワインを喉に詰まらせかけた。サエラは...

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