第168章トラスト

ミレーニャは、しばらく何も言わなかった。ただ私のほうへ歩み寄り、手慣れた優しさでハスミクからドレスを受け取ると、立つように促した。彼女の手は揺れていない。揺れているのは、私のほうだった。

「震えてるわ」ミレーニャが静かに言った。

「わかってる」

「私たちを信じてる?」

ごくりと唾をのんだ。喉はもう、きゅっと締めつけられていた。

「信じてる」

それから、いよいよその瞬間が来た。七人の女たちが息の合った動きで、私をドレスの中へと迎え入れていく。ハスミクとラリアがスカートの具合を整え、サエラとミレーニャがコルセットの背を引き締めた。強く、けれど一定に。息が詰まるように感じさせることは一度...

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