第179章ビジテーション3

ルナエたちが、あえてゆっくりとした優雅さで私のほうへ進み出てきた。胸がどくんと鳴る。恐怖ではない。世界がすでに私をサルギスの伴侶として見つめている、その視線の中で、初めて同格と相まみえる――あの甘美な緊張だ。私はゆっくり息を吸い、心を鎮める。姿勢を整え、落ち着いた威厳がにじみ出るように。アヴァリンに叩き込まれたことがある。言葉よりも佇まい、媚びよりも声の調子――それがすべてだ。

最初に来たのはミラヤだった。しなやかで、彫りの深い顔立ちの女。金色の髪は陽を受けて、溶けた金属のようなきらめきがちらつく。香りは温かい、日に焼けた土。それに、かすかな鉄の匂い。静かな強さが彼女から滲んでいる。彼女は一...

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