第20章王の仲間は精神が粉々になった沈黙の狂人

サルギス視点

長老評議会――大広間、朝

王国でもっとも影響力を持つ声が、黒曜石の円卓に集うにつれ、室内はひそひそとした低いざわめきに満ちていった。高い窓から斜めに差し込む朝日が、磨き上げられた床に王家の紋章を金色に浮かび上がらせる。高廷に漂う緊張は濃すぎて、湿った霧のように空気へまとわりついていた。

俺は黒曜石の卓の上座に座り、十二人の廷臣に囲まれていた。全員が儀礼の法衣をまとっているのに、俺だけが例外だ。左手には両親が座り、かつての統治者としての威厳をそのままに、今もなお王と王妃そのものの風格をまとっている。

「東部リヴァーランドがまた落ち着きません」タヴレク将軍が切り出した。砂利を...

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