第21章春の最初の息吹き

それからルペルクスがくつくつと笑った。

「落ち着けよ、従兄弟。おまえの伝言はちゃんと伝わったと思うぜ」彼は気だるく間延びした声で言い、視線をのろのろと皆の顔の上に滑らせた。「交尾の儀式の前に宮殿を丸ごと焼き払われちゃ困るからな」混沌を愛するいつものろくでなしみたいに、ルペルクスはだらしなく身を預けてからかった。

俺は彼を睨みつけた。

すると今度は、平然と俺に向かってウインクを投げてよこす。「それにさ」と彼は怠けた笑みを浮かべて付け加えた。「今ここでおまえがキレて舌でも引っこ抜き始めたら、俺が止めなかったって理由で、右腕の俺はハスミクに一週間ベッドに入れてもらえねえ。俺、あそこにいるの、結...

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