第45章アローン

ナリーネ視点

二日目の朝がやって来た。それでも……サルギスの姿はどこにもない。

窓辺から離れず、ほとんど身じろぎもせずに、淡い太陽が金色の雲の霞のなかで昇っては沈むのを見つめていた。時間はもう現実のものに感じられない。部屋は、昨日より冷たくなった気がした。窓枠に指をかけたまま、太陽が雲の向こうへ退いていくのを追う。

ルペルクスの言葉が、呪いめいた子守唄のように頭の中で反響した。

「最後には決して彼と一緒にいる自分を想像できないのなら、希望を与えようなどと思うな」

その言葉は、認めたくないほど深いところを刺した。

私は、彼と一緒にいる自分を見られるの?

伴侶として? 対等な存在とし...

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