第百四十八章

文明から遠く離れて四時間ほど車を走らせ、なぜ日中にこれをやるべきだと彼らが言ったのか、身をもって理解した。

森の奥深くへと進むにつれ、道なき道に車が苦戦する中、ライラが言った。「この場所、なんだか嗅ぎ覚えがあるわ」

「でも、どうして？　私たち、ここに来る理由なんて一度もなかったし、絶対に来られたはずが――」前の車が止まり、私たちの車もそれに倣って停止したところで、私は言葉を止めた。

「どうしたの？」私が尋ねると、カールソンは車のエンジンを切り、その表情は一層暗くなっていた。

「彼女の匂いを追跡できた最後の地点がここなんだ」と、彼は感情と堪えきれない涙が滲んだ声で答えた。「どういうわけか、ここで...