第100章

「うわ、これ……和也じゃね?」

「だよな?」

「ここどこだよ。篠ん家?」

名門の夜遊び組がだらだらとスマホをいじっていたところ、誰かがふと篠のツイッターを開いた。

入った瞬間、篠が自宅の庭に設置したカメラ映像で配信しているのが目に飛び込んでくる。画面の中では、酔っぱらった男が門の前でわめき散らし、地べたに転がって手足をばたつかせていた。

「やっべ。門閉めて配信って。和也、未練タラタラじゃね? 彼女、妊娠したって話じゃなかったっけ? なんで今さら篠に会いに行くんだよ」

「妊娠がなんだっての。和也なんて、女秘書と遊んでただけで、結婚する気なんて最初からないだろ。秘書が妊娠しなきゃ、こ...

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