第7章
石原真奈美の視点
その夜、昼間の優しいあの人はいなかった。彼の代わりにいたのは、まったくの別人。その眼差しは鋭く、全身から有無を言わせぬ空気が漂っていた。彼は私の腕を強く掴むと、耳元に顔を寄せ、唐突にこう言った。「これから何かして嫌だと思ったら、すぐに言ってくれ。いいな?」
私は少し面食らって頷きながらも、彼がどんな悪戯を仕掛けてくるのだろうかと、まだどこかでのんきに考えていた。だが、すぐにそんなことを考える余裕はなくなった。
彼はまず私のシャツを捲り上げて鎖骨にキスをし、それから乱暴に引き剥がすように脱がせて胸を吸い始めた。片方の乳首にしゃぶりつき、舌で激しく嬲りながら、痛みが...
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チャプター
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2. 第2章
3. 第3章
4. 第4章
5. 第5章
6. 第6章
7. 第7章
8. 第8章
9. 第9章
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