第115章

「確かに。どこが変わったとは言えないんですけど、全体的に雰囲気が違って……前よりずっと綺麗です」

 松本絵里は正直な感想を口にした。

「当然よ。昔はただの読モだったから、外見への要求もそこまで高くなかったけれど、今は違うわ。歌にドラマに、映画のオファーまで控えてるんだもの。あなたの旦那様がこんなにいい仕事を回してくれるんだから、チャンスは逃さないわ。完璧な状態で自分を魅せないと」

 白石恵子は得意げに語り、顔を近づけた。

「少しだけ『微調整』したの。よく見て、分かる? ほとんど自前と変わらないでしょ。あなたもどう? いい先生を紹介してあげる」

「えっ? い、いえ、私は遠慮します!」...

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