第37章

佐藤悟が「姉に会ってみないか?」と言ってから、松本絵里の不安症が発症した。心配で胸がいっぱいになり、ベッドの上で寝返りを打ち、なかなか眠れなかった。

佐藤悟も彼女のせいで眠れなくなった。

「絵里、覚えてる?部屋を変えてあげると約束した時、一つ条件を出したよな?」

松本絵里は彼が何をしようとしているのか分かり、一瞬で頬が真っ赤になった。

「疲れてないの?今日はいろいろあったのに……」

「お気遣ってくれて感謝する」佐藤悟は松本絵里を押し倒し、キスをした。「絵里のことを考えると、疲れなんてどこかへ飛んでいくんだ」

そう言いながら、膝で女性の閉じた脚を広げ、指を神秘的な場所へと這わせた。...

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