第123章 どうして私の服を脱ぐの

 少年がゆっくりと目を開けると、目に映ったのは真っ赤になった少女の顔だった。

 彼が目を覚ましたのを見て、少女は嬉しそうに歓声を上げた。

「よかった、お兄ちゃん、やっと起きたんだね」

「ずっと君が看病してくれていたのか?」と少年は呟くように尋ねた。

 ずっと意識を失っていたわけではない。朦朧としながらも、何度か目を覚ましたことがあった。

 誰かが顔を拭いてくれたり、水を飲ませてくれたりするのを感じた。うっすらとした意識の中、誰かがベッドの傍らで突っ伏しているのも見た。

 ずっと母親だと思っていた。朦朧としながら、何度もお母さんと呼んだ。

 まさか、彼女だったとは?

「お兄ちゃ...

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