第193章 彼女の脚を見ると震える

「義姉さん、何してるんですか?」

田中唯はトイレに行くと言ったが、実際は隅に隠れてこっそりと様子を窺っていた。

まさか、青木奈々がやって来て、彼女の肩をポンと叩いて不思議そうに訊ねてくるとは思わなかった。

田中唯は彼女に驚かされ、慌てて振り返って相手が奈々だとわかると、ようやく安堵の息を漏らした。

「どうしてここに?」

「義兄さんに言われて来たの。あなたがここにいるって教えてくれて、食事が終わったら一緒に家に帰ろうって。でも、どうしてこんな所に隠れてるの? 何を見てるの?」青木奈々は再び興味津々に尋ねた。

田中唯は心の中で喜び、これでようやく早く帰る口実ができたと思った。

「こ...

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