第264章 謎の贈り物を受け取る

中野直也が手術室から出てくると、四人はほぼ同時に彼の方へと歩み寄った。

「安心してください、手術は成功です」

中野直也はマスクを外し、疲れた笑みをどうにか絞り出した。

「大丈夫だって信じてたぜ。お前はお喋りだけど、腕は確かだからな」

山崎玲央が真っ先に反応し、興奮した様子で中野直也の肩を叩いた。

中野直也は言い返す。「お喋りとはなんだ? 俺は表現するのが好きなだけだ。お前みたいに、絵里香姉のことを何年も好きなのに、いまだに告白もできない奴とは違う。何度もチャンスを逃して、まさか一生逃し続けるつもりじゃないだろうな!」

鈴木絵里香は「……」となった。

「お前、疲れて頭がおかしくな...

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