第296章 ずっと彼を愛している

鈴木晶は私立探偵を雇い、二日がかりの調査の末、ついに原口澪の住処を突き止めた。

「彼女がログインした途端、IPアドレスを特定しました」と、山口大翔が得意げに言った。

鈴木晶はフンと鼻を鳴らして笑う。「まさか、こんな方法で見つけられるとは思ってもいなかっただろう。有名すぎるというのは、彼女の長所でもあり、短所でもあるわけだ」

「今から向かいますか?」と山口大翔が尋ねた。

鈴木晶はしばし考え込み、言った。「夜に行こう。白昼堂々では目立ちすぎるし、近所を騒がせることになりかねない」

(しかし、夜にぞろぞろと大人数で押しかける方が、よほど近所を騒がせるのでは?)

山口大翔はそう思ったが、...

ログインして続きを読む