第315章 まさかのネット友は彼

細谷心晴のネット友達はまだ来ていないので、二人は先に店に入って待つことにした。

中の内装も同じく和風で、雰囲気を盛り上げるためか、照明も薄暗く、人の顔さえはっきりと見えないほどだった。

細谷心晴はむっときて、すぐに店員を呼びつけ言った。「照明をつけてちょうだい、一番明るいやつを。こんなに暗かったら、間違って鼻の中に食べ物が入ったらどうするの?」

店員は彼女に笑わされ、言った。「お嬢様はご冗談がお上手ですね。どうして鼻の中に入るなんてことがあるんですか。ここは雰囲気を大切にしているんです。明るすぎる照明をつけてしまうと、そのぼんやりとした雰囲気がなくなってしまいますので」

「食事に来た...

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