第397章 木の枝を彼に使わせる

小池の祖父は若い頃に苦労を重ねてきたため、後に手厚い介護を受けていたとはいえ、ずっと安楽な生活を送ってきた鈴木の祖父と比べると、やはりいくらか老けて見えた。

体調もあまり良くないようで、黙っていても重苦しい呼吸が聞こえてくる。

しかし、頭はまだはっきりしていた。眼球はすでに濁って輝きを失っているというのに、鈴木晶を見つめるその眼差しからは、鋭い光を感じさせられる。

「わしはもう引退した。将軍などと呼ぶ必要はない」

口を開いた彼は、鈴木晶に何かを尋ねるでもなく、彼に会う目的を説明するでもなく、まず自身の立場について話し始めた。

鈴木晶は素直に、「小池のお祖父様」と呼び直した。

「な...

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