第429章 下手すれば切断だ

「中野直也……お前、どうして来た」鈴木祖父が冷えた声で詰めた。

中野直也は床に跪く鈴木晶など視界にも入れず、鈴木祖父の前へ進み出ると、にこにこしながら言った。

「もちろん、お身体が心配でお見舞いに。ここ二日ほど、具合はいかがです? 顔色もいいし、機嫌も良さそうじゃないですか。何かいいことでもありました?」

「この藪医者がっ」

鈴木祖父が怒りに任せ、杖で殴りかかる。

中野直也は反射的にひょいっと跳ねてかわした。

「どこをどう見たら機嫌がいいんだ! 嬉しいことだと? 俺の顔が黒ずんで見えんのか、さっき死にかけるほど腹が立ったんだぞ! お前の祖父の腕がどれほどのものか知ってるだろうが。...

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