第48章

ロボットの完成がいよいよ間近に迫った頃、高市明里がひとつのニュース通知を夏目南へ転送してきた。

それは周防グループのインタビュー記事だった。

周防律と江村茜がぴたりと肩を寄せるようにしてカメラの前に立ち、自社のロボット製品を実演している。

「こちらのコンパニオンロボットは、弊社が新たに開発した最新モデルです。外見は限りなく人間に近く、搭載プログラムも最先端。指示に受動的に従うだけでなく、自発的にさまざまなスマートサービスを起動し、使用者の感情やニーズに応じて反応することができます。発売後は、非常に大きな市場性が見込めると考えております」

周防律はカメラに向かってよどみなく語り、その隣...

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