第7話

7歳の頃、私はこうした言葉を何度も耳にした。

しかし、あの親戚たちは私の「両親」が残した金や財産ばかりを欲しがり、私という厄介者など欲しくなかったのだ。

まだ7歳だった私にとって、彼らはほんの少し手を回しただけで、私は孤児になってしまった。

もし隣家の独り暮らしの老婆がずっと私を助けてくれなかったら、向井家の皆に会う頃まで生き延びられなかっただろう。

「お兄ちゃん!来たのね!なんで今頃なの、結婚式が始まっちゃうよ」

馴染みのある、いたずらっぽい声が甘えた口調で突然耳元に響き、私は思い出から我に返った。

顔を上げると、やはり見慣れた姿だった。ただ、今は純潔と愛を象徴するウェディングドレスを身にま...

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