第271章 法律は公平である

私は石川萌香の肩を軽く叩いた。

「萌香、まずは落ち着いて。証人が見つかったとはいえ、事態が完全に解決したわけじゃないわ。これからやらなきゃいけない仕事が、まだ山ほどあるの」

石川萌香はこくりと頷いた。

「分かってる。でも、一縷の望みでもある限り、絶対に諦めないわ」

立ち直った彼女の姿を見て、私は心底ほっとした。

「その意気よ」

私は彼女を見つめ、微笑みながら言った。

「私たち、強くならなきゃ。一緒にこの難局を乗り越えましょう」

「美玲、安心して。もう腹は括ったの。何があろうと勇敢に立ち向かうわ。あんな悪党どもに、絶対に屈したりしない」

「それでこそ、私の知ってる石川萌香ね」...

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