第282章 目撃証人

急いで彼に写真を見せた。

さっき防犯カメラの映像をダビングした際、私がスクリーンショットしておいた画像だ。

幸いにも高画質カメラだったため、モニターの映像はさほど粗くなかった。

超高画質とまではいかないものの、同一人物かどうかを見分けるには十分なレベルである。

「これ、あの男でしょうか」

男は私のスマホを受け取り、じっくりと画面を覗き込んでから、こくりと頷いた。

「間違いない、こいつだ。ひどく酔っ払った様子で車に乗り込むのを見たよ。誰かを轢きに行くとか、そいつを轢きさえすれば生死に関わらず400万もらえるとか、そんなことを喚いてたな」

私は思わず彼の腕をきつく掴み、身を乗り出し...

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