第313章 また入院した

「腹黒くて、底意地が悪いわ」私は淡々と告げた。

「あなた……っ」

図星を突かれた松田未菜は、さっと血の気を失い、顔面を蒼白にさせた。

山本宏樹は未菜の言葉に感化されたのか、声を荒らげた。

「木村美玲、お前のこと見損なったぞ。そんな最低な女だったとはな!」

これ以上彼と口論する気力もなく、ただ目の前の景色がぐにゃりと歪み始めるのを感じていた。

「先輩、行きましょう」

福田翔陽は無言で頷いた。

「ああ」

石川萌香は山本宏樹をキッと睨みつけた。

「山本宏樹、美玲にまとわりつくの、やめてくれない? 浮気相手も隠し子もいるくせに、まだ美玲に付きまとうなんて、どんだけ自分勝手なわけ?...

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