第322章 福田翔陽の家に住む

福田翔陽の家はかなり広かった。

私が住んでいるマンションが三つは入るくらいの広さだ。

私と森本友紀の二人だけで住むには、少しガランとして寂しいくらいだった。

福田翔陽がわざわざ人を頼んで、色々と揃えてくれたのは一目でわかった。テーブルに飾られた花や、玄関に置かれた水槽。それに、バス用品もすべて未開封の新品が山のように用意されている。

私と石川萌香は、部屋のあちこちを見て回った。

石川萌香は驚きを隠せない様子だ。

「すっごく広い! どう見ても二百平米はあるよ。しかも都心ど真ん中だし、このマンション、絶対に億超えの価値があるわ」

私は苦笑して首を振った。

「いくら高くても、ここは...

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