第105章 自動起爆

さっきまで歓声を上げ、警察が助けに来たのだと信じ切っていた子どもたちは、次の瞬間、喉を潰したみたいに声を失った。

同時刻。

本館一階、中央制御室前の廊下。

サイモンは片手でバンディの背中の襟を掴み、死体でも引きずるように、機械室からずるずると引っ張り出した。

「放せ……このイカれ野郎! 俺が解除コードを入れなきゃ、五分後に学校の地下に埋めた爆弾が自動で起爆する! お前ら全員、道連れだ!」

サイモンは怒るどころか、喉の奥でくつくつ笑う。

「自動起爆? 最高じゃん」

サイモンが手にしたハサミで、もう一度バンディにおまけをくれてやろうとした、そのとき。

廊下の奥から、黒いジャケット...

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