第80章 もう一回!

シェリーは通話を切られたスマホを睨みつけ、指先をかり、と噛んだ。

深く息を吸い込み、かけ直す。

「シェリー! 説明しろ!」

つながった瞬間、リアムの怒号が鼓膜を揺らした。

「そのブルックってのは誰だ! おまえにちょっかい出したのか?!」

「違う! リアム兄さん、聞いて。あのパーティーは――」

「ツー、ツー、ツー……」

また切れた。

シェリーは白目をむきそうになりながら、もう一度かける。

「パーティーがどうとか知らねえ! そいつの居場所を寄こせ! 今すぐ首をねじ切ってやる!」

「リアム兄さん、ブルックは――」

「ツー、ツー、ツー……」

歯を食いしばり、四度目。

今...

ログインして続きを読む