第85章 対面

禿げ頭は手首をへし折られてなお、身の程知らずに罵声を浴びせ続けていた。

リアムは、息をつかせる気など最初からない。

長い脚を持ち上げ――次の瞬間、富豪の下の部分を容赦なく踏み潰した。

「ぎゃああああっ!」

裂けるような悲鳴。眼球が飛び出しそうに見開かれ、身体が感電したみたいにびくん、びくんと跳ねる。二度ほど大きく痙攣したかと思うと、白目を剥いてそのまま気絶した。

リアムは嫌悪を隠さず、ペルシャ絨毯に靴底をこすりつける。

そして大きな手で、シェリーの大きな目をすっぽり覆った。

「見るな、バケモノちゃん。こんな腐ったゴミを見すぎると、頭がおかしくなる」

脇ではシェーンが、食べかけ...

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