第118章 やったのに認められない?

遠野彩芽は脇で、妬みを隠そうともせず吐き捨てた。

「何が専属の主治医よ。どうせ白坂社長に取り入れてのし上がっただけでしょ。名ばかりに決まってる」

「そのうち白坂おじい様に薬でも間違えて使ったら、一気に叩かれて終わりよ」

「そもそも医学なんて学んでないんでしょ? 絶対、裏があるって」

「このまま好き勝手させるわけにはいかない。痛い目見せてやらないと」小林佑は憎悪を滲ませた目で言った。

「行こ。帰ったら今日の写真、ネットに上げてやる。どうなるか見ものだわ」遠野彩芽は得意げに笑い、想像しただけで気分が良さそうだった。

「いい。まず戻ろう」

翌朝。

夜見千絢はまだベッドの中だった。け...

ログインして続きを読む