第159章 どうして俺のせいにするんだ

「白坂柊真を脅す? ……さすがに、あの人たちもそこまではしないよね」

雲田司奈は眉を寄せ、考え込む。

白坂柊真といえば、T市で知らない者などいない。そんな相手に喧嘩を売るなんて、命知らずにもほどがある。

「しない? 写真をネットに上げた時点で十分やってるでしょ。まだ『しない』って思えるの?」夜見美羽は鋭い視線で司奈を射抜いた。

そう言われると、司奈もますます訳が分からなくなった。

夜見美羽は、司奈の家にもう少し長く居座るために、ジュエリーケースから、司奈が前から欲しがっていたネックレスを取り出した。

一瞬だけ惜しむような表情を見せたが、すぐに甘やかすような目つきに切り替え、司奈へ...

ログインして続きを読む