第191章 友達か?

勢いよく上体を起こし、夜見千絢は腑に落ちない顔で眉をひそめた。

「……変なの。なんであいつのことなんか考えてるのよ。仕事で組む用事なんてないし、むしろ関わりたくなくて避けてるくらいなのに」

なぜだか、白坂柊真は妙に頭が切れすぎる気がした。まるで、自分のことを何もかも見透かしているみたいで。

夜見千絢はぶんぶんと頭を振り、小さくぼやく。

「たぶん最近、薬の調合をしてるせいだよね。白坂おじい様が完全に回復して、白坂柊真の病も治って……報酬を受け取ったら、もう二度と連絡なんて取らない」

そう決めると、夜見千絢は再びベッドに横になり、目を閉じて休もうとした。

病院。

橋本佑香の病室。

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