第194章 本当に投資するつもりか

彼女は反射的に、白坂おじい様がまた二人をくっつけようとしているのだと悟り、とにかく断るつもりでいた。

「始めたばかりの今こそが一番いい時期だよ。軌道に乗ってしまえば、こちらが投資する必要もなくなる」白坂おじい様は朗らかに笑った。

「それに、うちは夜見家とは代々の付き合いだ。よそに出すより身内に回したほうがいいだろう」白坂おじい様は白坂柊真へ視線を向ける。

「柊真、どう思う?」

「いい」

白坂柊真は即答した。

「白坂社長!」

夜見千絢は思わず声を上げた。

――こんなにあっさり承諾するなんて。

「では、決まりだな」白坂おじい様は今すぐにでも契約書に判を押したいと言わんばかりの顔...

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