第202章 退学してもいい

「いい加減にしなさい。これ以上騒ぐなら、次の受験資格を取り消すぞ」

担当教官は、明らかに苛立ちを滲ませていた。

雲田司奈が食ってかかる。

「騒いでなんかいません。学校の規定では、規定時間の訓練を受けてないと審査は受けられないはずです。あの人、学校に来てないじゃないですか。訓練時間が足りるわけない。そもそも受験資格がありません」

さすがに宮本治樹も、雲田司奈の言い分に我慢の限界だった。

足を止め、振り返って司奈を見据える。

「夜見千絢の訓練時間は足りている。授業は俺が直接やった。各回の記録も残ってる」

「ありえない。庇うために嘘ついてるんでしょ」

司奈の疑いに、宮本治樹の目が冷...

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