第212章 名医チナと連絡が取れた

「ええ、私も不思議に思いました。以前、白坂家からお招きを受けたことがあるので、場所は間違いなくあの住所です」

大塚翔太がそう言った。

「面白いじゃない」

夜見千絢は、含みのある笑みを口元に浮かべる。

「それで、明日はどうする? 俺にできることはあるか?」

大塚翔太が尋ねた。

「大丈夫。自分でやる」

夜見千絢は短く答える。

――白坂家に呼び出しておいて、いったい何を企んでいるのか。

この目で確かめてやる。

「分かった。何かあったら、また電話しろよ」

大塚翔太が念を押す。

「うん」

通話を切ると、夜見千絢の瞳は深く、暗く沈んだ……。

翌日。空は快晴で、陽射しが眩しい。...

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