第41章 まさか夢を見ているのだろうか?

「従姉さん、まさかその泣きはらした顔のまま白坂家に行くつもり?」

「慌てないで。先に私が可愛くお化粧してあげる。それから一緒に行こ?」

雲田司奈はにこりと笑い、美羽の手を取ってドレッサーへ導いた。

「司奈……そばにいてくれてよかった。少しだけ、気持ちが楽になった」

夜見美羽は瞳を潤ませ、感謝を込めて司奈を見上げる。

「うん、それでいいの。だって私たち、親友でしょ。伯母さんの次に、あなたのこと一番心配してるのは私なんだから」

美羽は鏡越しに司奈を見つめ、口元だけでかろうじて笑った。

「はい、できた。どう?」

司奈が仕上げると、美羽の顔色は見違えるほど整っていた。

「……うん。...

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