第49章

深は写真を彼女の顔に投げつけた。紙の縁が彼女の頬をかすめる。

「意織、俺はチャンスをやったはずだ。それを台無しにしたのはお前自身だぞ」

意織は床に散らばった写真を見つめ、ふいに声を上げて笑った。

「チャンス? あなたの言うチャンスって、私が業界全体から干されるのを眺め、警備員に会社から追い出されるのを見物して、ここでこの女がでっち上げた私の罪状を聞くことなの?」

意織は夏菜を指さした。その指先は微かに震えている。

「深……私、でっち上げなんか……ただ……」夏菜は深の背後に隠れ、震える声で言った。

「もういい!」深は冷酷に遮った。「意織、今この瞬間から、サウスベイ・プロジェクトに西...

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