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彼女が机の向かいの椅子へ身を投げるように腰を下ろすと、ロイヤルがぴたりと後ろについてきて、ドアをしっかり閉めた。

「もう、職場に押しかけてきて私に絡むのはやめて」

「じゃあ、どこなら絡んでいい?」

「面白いね」

「いつまでも俺を避けていられると思うなよ、ファムケ。話をしなきゃならない」

「どうして? 何を話す必要があるの?」

「俺は怒ってる」

「私はあなたに何もしてない!」

「お前に怒ってるんじゃない。兄貴に怒ってる。義姉にもだ。二人とも、こんな後始末を俺に押しつけていった」

「姪っ子を育てること?」

「違う。二人の結婚の残骸と、くだらない嘘の後始末だ。兄貴は――」彼は額を...

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