間違った足で降りる

「変だよな」金曜の朝、ロイヤルが迎えに来るのを待ちながら、アパート棟の入口に並んで立ってブラムが言った。「たった週末で、おまえを説得してピッツバーグを捨てさせて、自分の姪の子育てを手伝わせられるって本気で思ってるのか?」

「うん」

「それで、俺も来なきゃだめだって言ったんだろ?」

「あなたを一人にはしない」

「俺、十八だぞ。来なくたっていい。家で一人で留守番だってできる」

「クリスマスの五日前に?」

「絶対、変な感じになる」ブラムは居心地悪そうに身じろぎした。「もし、おまえがその子に情が移って、向こうが気が変わったらどうすんだよ。プリンスだってそうだった。あいつらが同じことしない理...

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