ファミリー

ファムケは背の高いバースツールに腰を掛け、ロイヤルとケショーンがいかにしてこの場を掌握しているかを眺めていた。ケショーンは酒を徹底して避けているのに、それで楽しむことまで止めるつもりはないらしい。今も彼は、ロイヤルと同じくらい隙のない身なりの男たちの輪の中で、腹を抱えて笑っていた。語っている話に男たちはすっかり引き込まれ、どっと大笑いしている。

ロイヤルは入口に配置した用心棒数人と、追加の酒を運んでくるスタッフに声をかけながら、場の流れを完全に支配していた。誰もが楽しめているかを目配りし、この場を回す手つきは見事で、ファムケはその人柄に思わず見入ってしまう。

「あなたの彼氏、超かっこいいし...

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