キープ・ミー

ロイヤルの大きすぎる手に包まれたまま、彼女は階段を上った。ふたりはプレシャスの部屋の前で足を止める。ロイヤルがそっと扉を押し開けるのを見守りながら、ファムケの胸はじんわりとほどけていった。姪を見つめるその目に、愛情がありありと浮かんでいる。今日一日の痛みが、いまこの瞬間――愛を知るという一点に収束していくようだった。ベッドの上で大の字になり、毛布を足元まで蹴り飛ばしているプレシャスを見て、彼がくつくつと笑うのが、彼女にはたまらなく愛おしい。

ファムケは戸口にもたれ、ロイヤルが毛布を引き上げて丁寧に掛け直し、額にあたたかなキスを落とすのを見ていた。彼は手を伸ばしてベビーモニターのスイッチを入れ...

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