クリスマスプレゼント

ファムケは、くすくす笑う声でクリスマスの朝を迎えた。クリフとニクスが、プレシャスに小声でけしかけているのが聞こえる。いったい何が起きているのか、と首をかしげた。だが、身体を起こして企みを止めたりはしない。彼女はそのまま静かに横になり、これから自分とロイヤルに向けて解き放たれようとしている騒動を、じっと待つことにした。

前の晩、ロイヤルとファムケ、ブラム、ニクス、プレシャスは荷物をまとめ、クリスマス・イブと当日を過ごすためにクリフとイマニの家へ向かった。にぎやかで、幸せに満ちた時間だった。大人たちは皆、悲しみや面倒な出来事からひとまず距離を置くと決めていた。プリンスが一番好きだったこの祝日を、...

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