ニクスの怒り

ファムケは頬を伝った涙を指でぬぐいながら、カーラが床から起き上がって立つのを見守った。

カーラはファムケをにらみつけた。「あんたが来るまでは、全部うまくいってたのに」

「ケシャウンが、うまくいってなかったってことを十分はっきりさせたと思うけどな」ロイヤルが鼻を鳴らして訂正する。「出てけ」

「最初から真実を言えばよかったのよ」カーラは部屋を見回しながら言った。「みんなに隠してたじゃない」

「守ってたのは兄の秘密よ。私が勝手に話していいことじゃなかった」

「彼女のことだった」

「出て行って」今度はジュビが割って入った。「自分で出て行かないなら、こっちが出て行かせる」

「お祝いしてるん...

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