わがまま?

ファムケは、プレシャスが横向きに丸まっている部屋の戸口にもたれていた。ロイヤルが、またしても毛布の位置を直している。午後のあいだは「ファムケママ」がいいとせがんでいたくせに、日が落ちるにつれてプレシャスの様子は不安定さを増し、ホテルへ連れ帰ってベッドに押し込むころには、ファムケを近づけまいとする不機嫌な小悪魔になっていた。

「寝たの?」ロイヤルがベビーモニターのスイッチを入れるのを見ながら、ファムケは囁いた。

「今のところはな」彼はため息をつき、スイートのリビングへ移った。「クリスマス当日から、連続して二、三時間以上眠れたことがない。限界まで遊び尽くしてる。身体が必要としてる休息を、今度こ...

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