ガールトーク

「やあ」ニクスがコーヒーショップに入ってきたとき、ファムケはエプロンの紐を腰に巻きつけているところだった。ニクスは人目につかないように、白い薬局の袋をそっと手渡す。

「ありがとう」ファムケはそれをエプロンのポケットにねじ込み、顔をしかめた。

「破れたとか、外れたとか、そういうの?」

「ううん。こぼしちゃって手についたって言ってたけど、そんなの賭けられない。脱ぐときにずれた可能性があるなら、念のため自分を守らないと」ファムケはケシャウンが聞き耳を立てていないか、肩越しに確かめた。だが彼はまだ奥のキッチンで、セサルと話している声がする。「……はあ、混む前に今飲んじゃお。忙しくなると忘れるし」...

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