ガラのゲスト

ファムケは舞踏会場を見回し、ただただ圧倒されていた。ロイヤルがこの催しの装飾に雇った誰かは、まるで魔法みたいな仕事をしている。大晦日のパーティーはすでに最高潮で、彼女はロイヤルの腕に添いながら入場した。後ろにはジュビ、ニクス、そしてジュビの友人ノーラが続く。

「ありえないんだけど」背後でニクスが鼻を鳴らした。「ねえロイヤル、これに使った金で村をいくつも養えるって分かってる?」

「分かってるよ、ニクス」ロイヤルは肩越しに、目をきらりと光らせて言い返した。「金を稼ぐには金を使う必要がある時もあるんだ。ほら見ろ、この部屋にいるカモども、財布を開ける気満々だろ。今夜使った分なんて、最終的な総額から...

ログインして続きを読む