待ち時間が長すぎる

 彼女は間違っていた。数えきれないほど、幾重にも間違っていて、そのことを思うたび、日曜から日曜へ百通りのやり方で自分を責めたくなるくらいだった。手を出してはいけない相手を弄んだ、その代償をいま払っている。

 ロイヤル・ロビンソンは、触れもしないのに人を蕩かす技の王様だった。悪辣で、どうしようもないならず者で、その舌は悪魔ですら頬を赤らめるに違いない。彼は言いたいことを言い、やりたいことをやる――それを、他の誰にも気づかせず、彼女にだけわからせることができた。耳の奥では、彼の囁きの残響がまだ鳴りやまない。

 欲求で身体が小刻みに震えているというのに、彼はわざとプリシャスの寝かしつけを引き延ば...

ログインして続きを読む